12/6(火) 後期課程 7年生わくわくオーケストラ教室

 「わくわくオーケストラ教室」は、県内中学1年生(7年生)を対象に、クラシック音楽を聴き、音楽を楽しんでもらうことを目的として、2006年度から始まった芸術文化体験行事です。演奏される兵庫芸術文化センター管弦楽団(Hyogo Performing Arts Center Orchestra = 通称PACオーケストラ)は、佐渡裕芸術監督のもと、「兵庫県立芸術文化センター」(西宮市)と共に創設された専属のオーケストラです。兵庫県立芸術文化センターのホールで毎年行われているのですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、ここ2年間但馬の中学校は参加を見合わせざるをえませんでした。今年度は、以前と比べその影響は縮小しつつあるものの、そんなコロナ禍の中でも何とか体験行事に参加できるよう特別に、やぶ市民交流広場(YBファブ)にて開催されました。
 オーケストラメンバーが入場して、教室はスタートしました。岩村力さんの指揮・トークに子どもたちも盛り上がり、あっという間に時間が過ぎていきました。
 最後の演目、ARASHIの「ふるさと」は本来であれば、全員での大合唱なのですが、コロナ対策により、心の中で歌いました。アンコールでは、恒例の「ラデツキー行進曲」に手拍子で参加し、終演後は満足そうな表情でホールを後にしました。これを機に、クラシック音楽への関心が高まり、機会を見つけて生の音楽を楽しんでほしいと思います。