1.17放送集会(2025.1.17)

（放送原稿より）

　今日は１月１７日です。

　３０年前の今日、１９９５年１月１７日　午前５時４６分に兵庫県南部地震が発生しました。淡路島を震源とするその地震は、その当時国内で初めて震度７を記録し死者・行方不明者は６４００人を超えました。今はきれいな神戸の町並みも、その当時、多くの建物が倒壊し、辺り一面焼け野原となるなど、被害を受けました。いわゆる阪神淡路大震災です。

　兵庫県では、この日を「ひょうご安全の日」と名付け、阪神淡路大震災の経験や教訓を語り継いでいく日としています。いま大屋中学校に通っているみなさんから見ると、自分たちが生まれるずっと前の話でよく分からないかもしれません。しかし、大事なことは、自分が住んでいる兵庫県で阪神淡路大震災が起きたことを忘れないということです。これから先、いつ大きな災害は起きるか分かりません。同じ県に住む者として、もしもの時に被災の経験や教訓をいかせなかったとしたら、悔やんでも悔やみきれないことでしょう。この「ひょうご安全の日」を機会に、家族と一緒に防災について話をしてみてほしいと思います。

　ここで阪神淡路大震災で犠牲となられた方々を追悼し、震災の教訓を忘れない意を込め、黙祷を全校生で行います。

　黙祷は１分間です。被災者の皆さんへの思いを胸に心を落ち着けて行いましょう。

『黙祷』（１分間）

　生徒の皆さんは着席してください。来週の月曜日には、全校生で震災集会を行います。大屋中生で災害について考える良い機会にしましょう。