10/2(木) 道徳科の授業
以前にもお伝えしましたが、全国で深刻化するいじめ問題を背景に、道徳の時間が、平成29年に「特別の教科 道徳」として教科化され、年間35回の授業を行った上で、生徒の道徳性に係る成長の様子を評価することが学習指導要領で定められました。現在では、教科のひとつであるということがより鮮明になるように「道徳科」と呼ぶことが多くなりました。10月2日(木)は、今週2度目の道徳科が全学年全学級一斉に行われました。年間35回の授業を確保しようと思えば、こんな週も必要になってくるわけですが、指導する側の教師がいきいきとした表情で授業を進めていることを嬉しく思いました。板書の工夫もしていますし、テレビ画面を用いて生徒の視覚に投げかけていますし、ワークシートを用意して、生徒が自分の考えを整理しやすくしています。道徳科は「行動」ではなく「心」を育てる時間です。生徒がさまざまな道徳的価値を「自覚する」ことができるよう教師のあくなき挑戦はこれからも続きます。

















